借りることで失った心があります。

私は8年前から小売業をしています。結婚し、主人と2人で出した店です。
はじめの3年くらいは何とか回せていましたが、だんだんと売上が落ち込みそれに伴い資金繰りに困るようになりました。

銀行で借りたりもしましたが、何年かするとじり貧でお金が足りなくなる状況で、最初は自分のクレジットカードでキャッシング、その後は身の回りで売れそうなものを片っ端からオークションや質屋で売り、それでまたじわじわと商売と生活をつなぐ毎日でした。

劇的に商売が良くなることはなく、じりじりと負債が増え、どうしようもなくなって、最後は親に頭を下げにいきました。

別に裕福な家ではないですが、何とか工面してくれて助けてもらいました。
そういうことが何度かあって、親には多大な迷惑をかけてきました。すねをかじらせてもらえる私は、とても幸せだと思います。

そんなダメな私でも、迷惑をかけるのは直接の身内だけで、友人・知人にはお金を絶対に借りたくないという思いだけはあり、銀行と親以外にお金を借りたことはありません。

消費者金融がどこからどこまでがそうなのかわかりませんが、私がお金を借りている、銀行もキャッシングも消費者金融と大差ないと思います。

今もまだ商売は続けていますし、親にかけている迷惑もまだ返せていません。
商売を続けること自体、間違っているかもと思いながらも、店を閉めたくないという一心で続けています。

逆に言えば、店をたたむなら、最初の段階、つまり自分でキャッシングなど始めたころにもうやめるべきであって、そこから何度も親から借りたりする時点で引き返せなくなっているように思います。

気持ちも荒みっぱなしだし、親にお金は返せないし、前向きに商売に取り組んでいると言葉で言っても実際は心が空っぽな状態です。

何らかお金を借りたことがある私が言うと説得力はないかもしれませんが、お金を借りなければできない何かがあるなら、やらない方がいいと思います。

一度「借りる」ことを覚えると、心がそれに慣れてしまい、気が付くと大変なことになる可能性があるからです。
可能ならば「借りる」という行為時代、1度もしない方がいいと、今は思っています。

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